ヒトの全細胞

ヒトの体は37兆個の細胞から構成され、その種類としては約200種であると言われています。「赤血球」「神経細胞」「骨細胞」などの体内の細胞と、「iPS細胞」「HeLa細胞」などの培養細胞を解説します。

「 月別アーカイブ:2019年01月 」 一覧

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肺胞上皮細胞

2019/01/12   -呼吸器系の細胞

肺胞上皮細胞 (Pneumocyte) 肺胞上皮細胞とは 肺において血液ーガス交換を担っている肺胞の上皮細胞は、扁平なI型肺胞上皮細胞と、四角いII型肺胞上皮細胞という二種類の細胞から構成される。 I …

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HeLa細胞

2019/01/07   -培養細胞

HeLa細胞 (HeLa cell) HeLa細胞とは HeLa細胞は、ヘンリエッタ=ラックスという黒人女性の子宮頸癌を由来とする細胞株である。1951年に確立されたHeLa細胞はヒト培養細胞の中で最 …

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好中球

2019/01/03   -免疫に関する細胞

好中球 (Neutrophil) ○好中球とは 好中球は、白血球の細胞の一つである。好酸球、好塩基球と共に顆粒球に分類され、細菌や真菌を捕食して、殺菌する働きを持つ。骨髄において造血幹細胞から分化し、 …

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好塩基球

2019/01/02   -免疫に関する細胞

好塩基球 (Basophil) ○好塩基球とは 顆粒球のうち、メチレンブルーやヘマトキシリンなどの塩基性色素に染まるものを好塩基球という。その数は好酸球や好中球に比べて非常に少ない(白血球の0.5%) …

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好酸球

2019/01/01   -免疫に関する細胞

好酸球 (Eosinophil) ○好酸球とは 免疫機能を担う顆粒球のうち、酸性色素(Eosin)に染まるものを好酸球という。骨髄において造血幹細胞から分化し、骨髄、末梢血、組織に100:1:100の …